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【失敗しない】中古住宅リノベーションのやり方と流れ!後悔しないためのポイント

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2024.06.05|ブログ

【失敗しない】中古住宅リノベーションのやり方と流れ!後悔しないためのポイント

「新築住宅が高すぎる…」「中古住宅を買ってリノベーションした方がいいんだろうか…」とお悩みではないですか?
リノベーションは、既存の建物に手を加えて価値を再生する魅力的な選択肢ですが、計画や施工の過程で後悔してしまう人も少なくありません。
この記事では、中古住宅を購入して理想の住まいにリノベーションしたいと考えている方へ、中古住宅×リノベーションのメリットデメリット、失敗しないためのリノベーションの流れ、知っておきたいポイントを徹底解説します。
失敗しない中古住宅リノベーションの進め方を知り、後悔のない理想の住まいを手に入れましょう!

目次

中古住宅リノベーションとは

中古住宅リノベーションとは、既存の中古物件に手を加え、理想のライフスタイルに合わせた住まいに変えることです。築年数が経過した住宅でも、リノベーションによって間取りや設備、断熱性能の向上などを行うことで、快適な住環境を実現できます。

中古住宅を選ぶことで、新築にはない味わいや立地の良さも活かしながら、自分好みの家を作り上げることが可能です。

中古住宅リノベーションの4つのメリット

中古住宅リノベーションには様々なメリットがあります。ここでは4つのメリットを紹介します。

希望通りの住まいを実現できる

中古住宅リノベーションは、デザインや使用する素材を自由に選べるため、理想の住まいを実現しやすいのが魅力です。
新築住宅では標準仕様が決まっている場合が多いですが、中古住宅ならライフスタイルや好みに応じて柔軟に対応できます。

新築よりも費用を抑えられる

中古物件は新築と比較して購入費用が安いため、リノベーション費用をかけても、全体として新築よりもコストを抑えられることが一般的です。

特に立地の良いエリアでは、新築を購入するよりも中古+リノベーションの方が経済的に有利になることが多いです。

立地の良い物件を購入できる

駅前や利便性の高い人気エリアで新築を購入するのは難しいことがありますが、中古物件なら良い立地にある物件を手に入れられることもあります。

リノベーションで必要な部分を改修すれば、希望のエリアで快適な暮らしを実現できます。

環境負荷を抑えられる

既存の建物を活用するリノベーションは、建物を解体して廃材を処分する新築工事に比べ、環境への負荷が少ないとされていす。

資源を無駄にしない点で、サステナブルな選択といえるでしょう。

中古住宅リノベーションの4つのデメリット

中古住宅リノベーションは魅力的ですが、いくつかのリスクや課題も伴います。以下では、中古住宅リノベーションにおける代表的な4つのデメリットを詳しく解説します。

思わぬ欠陥が見つかる可能性がある

中古住宅の場合、外見や見た目だけでは判断できない劣化や不具合が隠れていることがあります。たとえば、壁の内部にある配管や電気系統が老朽化していたり、床下に湿気やシロアリの被害があったりするケースも少なくありません。

こうした問題がリノベーションの施工中に発覚すると、予定していた工事の範囲を超え、追加費用や工期の延長が発生することがあります。事前にインスペクション(住宅診断)を行い、可能な限り問題を見つけ出してから計画を立てることが、リスク軽減につながります。

建築確認が必要になる可能性がある

リノベーションの内容によっては、建築基準法に基づく「建築確認申請」が必要になることがあります。特に、間取りの大幅な変更や増改築、構造部分への影響がある工事を行う場合は、法的な確認が必要です。

この申請には追加の費用や時間がかかることもあるため、どの工事が申請の対象になるのかを事前に業者や専門家に確認しておくことが重要です。特に古い建物の場合、当時の建築基準が現行法と異なることもあるため、リノベーション計画に影響を与える可能性があります。

工期が長くなる

リノベーションは、新築の建設とは異なり、既存の建物の状況や希望する改修の内容によって工期が左右されることが多くあります。

特に、古い建物で予想外の問題が発見された場合や、建築確認申請などの行政手続きが必要な場合は、予定よりも工期が延びることがあります。

仮住まいが必要な場合には、工期の遅延が引っ越し日程や生活費にも影響するため、スケジュールには余裕を持つことが大切です。

騒音が発生する

リノベーション工事では、解体や修繕作業などで騒音が発生することが避けられません。

戸建て住宅の場合も、周囲の住人や近隣に対する配慮が必要ですし、マンションなどの集合住宅では、管理規約によって工事時間が制限されていることが多く、より慎重な対応が求められます。

近隣住民への説明や工事時間の調整、必要に応じた事前挨拶などを行うことで、トラブルを防ぐようにしましょう。

中古住宅リノベーションの流れ

中古住宅リノベーションの流れ

リノベーションは、計画から引き渡しまで段階を踏んで進める必要があります。以下に代表的な流れを解説します。

資金計画

物件購入費用に加えて、リノベーションにかかる費用や諸経費を含めた総予算を明確にすることが重要です。ローンを利用する場合、リノベーションローンやリフォームローンの利用も検討しましょう。

また、資金計画では、思わぬ追加費用が発生する可能性も考慮し、予備費を設定しておくと安心です。

物件探し

まずは、リノベーションに適した中古物件を探します。物件選びでは、リノベーションのしやすさや住宅の立地、広さ、築年数、構造を確認しましょう。

また、インスペクションを活用して、建物の劣化状況や必要な修繕箇所も確認することで、計画が立てやすくなります。自分の希望する改修が可能な物件かをチェックし、リノベーション業者や不動産業者と相談しながら決めると安心です。

設計

物件が決まったら、デザイナーやプランナー、リノベーション会社と共に、具体的な設計を行います。

間取りや内装のデザイン、設備、素材など、希望する仕様を細かく決め、見積も取得します。希望が具体的であればあるほど、プランナーもイメージを形にしやすくなり、施工後の仕上がりが満足いくものになりやすいです。

施工

設計が完了したら、いよいよ施工に移ります。施工中も、定期的に現場を確認し、進捗を把握することが大切です。

工事中に気づいた変更点や追加の要望がある場合は、担当者と相談して対応してもらうこともできます。

ただし、無理な変更はコストや工期に影響する可能性があるため、慎重に判断するようにしましょう。

完成・引き渡し

施工が完了したら、最終確認を行います。仕上がりに問題がないか、希望通りに改修されているかをチェックし、問題がなければ引き渡しとなります。

引き渡し後の保証やアフターサービスについても確認しておき、何か問題が生じた場合に迅速に対応できるように準備しておきましょう。

中古住宅リノベーションでできること

リノベーションでできること

リノベーションは、現在の暮らしや家族構成に合わせた理想の住まいを実現する手段です。具体的にどのような改修が可能かを以下にご紹介します。

間取り変更

リノベーションの最大の特徴は、間取りを自由に変更できることです。

部屋を広げたり、リビングを開放的にしたりと、自分のライフスタイルに合わせた空間を作り上げることが可能です。例えば、和室を洋室に変更したり、リビングとダイニングをつなげて一体感のある空間にするなど、多様なニーズに応えられます。

キッチン・浴室・トイレのリフォーム

キッチンや浴室、トイレといった水回りのリフォームもよく行われる改修です。最新の設備に交換することで、使い勝手や見た目が向上し、日々の生活がより快適になります。

特に、家族構成やライフスタイルに合ったサイズやレイアウトを選ぶことで、利便性も大幅にアップします。

断熱性能の向上

古い住宅の場合、断熱性能が不十分なことが多く、冬は寒く、夏は暑いと感じることがあります。

断熱材の追加や窓の二重サッシ化などを行うことで、住まいの断熱性能を向上させ、冷暖房効率を高めることができます。これにより、光熱費の削減や快適な住環境の実現が期待できます。

バリアフリー化

高齢者や小さな子どもがいる家庭では、バリアフリーのリノベーションも検討すべきポイントです。

段差をなくしたり、手すりを設置したりすることで、安全に配慮した住まいを作り上げることが可能です。また、今後のライフステージの変化に備えることで、長く安心して暮らせる住宅が実現します。

省エネ設備の導入

太陽光発電システムやエコキュート、LED照明など、省エネ設備の導入もリノベーションで実現可能です。

エコな暮らしを叶えることで、電気代を削減し、環境に優しい住まいを作ることができます。特に、国や自治体の補助金制度を活用することで、初期費用を抑えた省エネリノベーションが可能です。

中古住宅リノベーションの費用相場

中古住宅リノベーションの費用は、改修内容や規模、物件の状態によって大きく異なります。以下では、主な費用の目安を「軽微なリフォーム」「中程度の改修」「大規模な改修」に分けて詳しく解説します。

リノベーションは希望に応じてさまざまな方法があり、費用もそれぞれ異なります。自分にとって最適な改修内容や予算を事前に把握し、信頼できる業者と一緒に計画を立てることで、理想の住まいを実現できるでしょう。

軽微なリフォーム

軽微なリフォームは、住宅全体ではなく一部を修繕・改善することが目的です。具体的には内装の壁紙や床の張り替え、キッチンやトイレなどの水回り設備の一部交換などが想定されます。

目安の費用は500〜1,000万円で、比較的費用も抑えられ、部分的に手を加えることで、暮らしやすさや見た目の印象を向上させることができます。

中程度の改修

中程度の改修は、住宅の快適さや機能性を高めるための改修で、複数の箇所をまとめてリフォームすることが一般的です。

キッチンや浴室、トイレなど水回りの設備の全面交換、間取りの部分的な変更や断熱材の追加などがここに当たります。住宅の重要な設備を新しくしたり、間取りを少し変更することで、住環境が大幅に改善されます。

費用目安は1,000〜2,000万円程度を想定しておくといいでしょう。

大規模な改修

大規模な改修は、住宅の構造や設備を全面的に見直すため、費用も高額になる傾向があります。

建物の柱や梁などの主要構造部分を残し、間取りを大幅に変更したり、水回りの移設、床や壁、屋根などの全面改修を含みます。間取り変更や耐震補強、エネルギー効率の改善を含むリノベーションを行うことで、家全体が生まれ変わったように感じられるでしょう。

費用目安は2,000〜3,000万円程度を想定しましょう。建物の広さや建物の状態、リノベーション内容によって費用は変動します。

クローバーハウスでの施工事例3選

クローバーハウスではこれまで様々な中古住宅リノベーションを手掛けてきました。ここでは3つの施工事例を紹介します。

Case1: 間取り変更で広々とした空間を実現

case1: 間取り変更で広々とした空間を実現

築30年のマンションを購入し、LDKを広くするなど、間取りを変更しました。また、キッチンや浴室も最新の設備にリフォームし、快適な住空間に仕上げました。(この施工事例の詳細はこちら

Case2:こだわりのアウトドアリビングを実現

case2:こだわりのアウトドアリビングを実現

中古の戸建て住宅を、ご家族の趣味に最適な動線へリノベーション。アウトドアが趣味との事でしたので、大容量の収納とウッドデッキに直接アクセスできるアウトドアリビングを実現。(この施工事例の詳細はこちら

Case3: 最新設備で快適な住まいに

case3: 最新設備で快適な住まいに

中古のマンションを購入し、キッチン、浴室、トイレを最新の設備にリフォームしました。また、全体的なデザインを木目+アイアンにこだわり、おしゃれで快適な住まいを実現。(この施工事例の詳細はこちら

中古住宅リノベーションを行う際の5つのポイント

中古住宅リノベーションは、計画や施工に細心の注意を払うことで、理想の住まいを手に入れることができます。以下に、リノベーションを成功させるための5つのポイントを詳しく解説します。

メリットとデメリットを理解する

リノベーションは魅力的ですが、計画通りに進まないこともあるため、メリットだけでなくデメリットも事前に理解しておくことが重要です。

まずは、この記事で紹介した中古住宅リノベーションのメリットとデメリットを比較し、自分たちのライフスタイルや予算に合うかどうかを冷静に判断しましょう。

希望通りの住まいを実現できるかどうかを具体的に検討する

理想の住まいを実現するためには、具体的なイメージを持つことが大切です。

間取りやデザイン、設備の種類や素材まで、可能な限り細かく検討し、リノベーション後の生活シーンを想像してみましょう。実現したい要素が多い場合は、優先順位をつけるとともに、専門家との相談で現実的なプランを練ることがポイントです。

希望を具体的にするほど、満足度の高いリノベーションが可能になります。

予算をしっかりと立てる

リノベーションは計画通りに進むとは限らず、予算がオーバーすることも多いです。

資金計画を立てる際は、余裕を持たせた予算設定が大切です。また、想定外の修繕費や追加費用も計上しておき、急な出費にも対応できるようにしておくと安心です。

専門家に見積を依頼し、費用の内訳を確認することで、どこにお金がかかるのかを理解しておきましょう。

信頼できる業者を選ぶ

業者選びはリノベーションの成否を左右します。実績が豊富で信頼性のある業者を選ぶことが重要です。

過去の施工事例や口コミを確認し、実際の工事内容や仕上がりをチェックするとよいでしょう。また、業者との打ち合わせの際には、こちらの希望や疑問点に丁寧に対応してくれるかを見極めることが大切です。

信頼関係が築ける業者であれば、安心して任せられるだけでなく、納得のいく仕上がりも期待できます。

スケジュールをしっかりと管理する

リノベーションの工期は、物件の状態や改修内容によって異なります。

スムーズに進めるためには、スケジュールをしっかりと管理し、計画通りに進んでいるかを随時確認することが大切です。また、工期が延びる可能性も考慮して、余裕を持ったスケジュールを組むようにしましょう。

引き渡し予定日から逆算して、スケジュールに余裕を持たせるとともに、定期的に進捗状況を確認することで、予期せぬ遅延を回避できます。

業者選びの3つのポイント

信頼できる業者を選ぶことは、リノベーション成功の鍵です。特に、技術力や担当者との相性、アフターサービスの充実度が重要な要素となります。以下のポイントを参考に、信頼できる業者を見つけましょう。

実績が豊富な業者を選ぶ

リノベーション業者は、それぞれ得意とする分野が異なります。

例えば、古民家のリノベーションに強い業者や、断熱性能の向上を得意とする業者など、目的に合った経験を持つ業者を選ぶとよいでしょう。豊富な実績を持つ業者は、様々なケースに対応できるノウハウも備えています。

業者のホームページや施工事例を確認し、自分の希望に近い実績があるかをチェックすると、選びやすくなります。

担当者との相性を見極める

リノベーションの過程では、担当者とのコミュニケーションが重要です。

特に希望のヒアリングや打ち合わせを重ねるため、担当者との相性はリノベーションの満足度に直結します。

質問や要望に対して親身に対応してくれるか、専門的なアドバイスをわかりやすく説明してくれるかなどを確認し、安心してやり取りできるかを見極めましょう。

アフターサービスが充実している業者を選ぶ

リノベーション後に何らかの問題が発生した場合、アフターサービスが充実している業者であれば迅速に対応してもらえるため、安心です。

保証内容やサポート期間、修繕対応の迅速さなど、アフターサービスの内容を確認しておくと、万が一のトラブルにもスムーズに対応できます。リノベーションは完成してからも長く住む場所だからこそ、アフターケアがしっかりしている業者を選ぶことが大切です。

中古住宅リノベーションで理想の住まいを叶えよう

中古住宅リノベーションは、ライフスタイルや好みに合わせて理想の住まいを実現できる素晴らしい方法です。

しかし、成功させるためには、計画の段階から予算やスケジュール管理、業者選びに至るまで、丁寧に進めることが大切です。リノベーションのメリット・デメリットを把握し、信頼できる専門家の力を借りながら、理想の住まいを築きましょう。

充実した準備と細やかなサポートで、あなただけの快適で魅力的な住まいを手に入れましょう!


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